福岡県看護協会ブログ

第11回リスクマネジャースキルアップ研修会

投稿日:2016年11月18日

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福岡県看護協会では、自施設の医療安全活動を推進するためのスキル向上や情報の取得を目的に、「リスクマネジャースキルアップ研修」を開催しています。
今回、今年度第1回目を『安全文化と学習する組織』というテーマで9月3日(土)に開催しました。

講演「安全文化を育てよう~学習する組織へ変わるために~」

午前中は、『安全文化を育てよう~学習する組織へ変わるために~』『超簡単!カイゼンフォーマット:カイゼンってなんだろう、カイゼンをやってみよう、カイゼンを共有しよう』などの内容で、大阪市立大学大学院医学研究科 医療安全管理学 准教授山口悦子先生にご講演頂き、83名の方々に参加していただきました。

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安全文化がある組織は学習する組織であり、また、それらは目的を失わない組織、システム思考ができる組織、失敗から学ぶ組織であることの重要性を学ぶことができました。

カイゼンは考え方が大事であり、①カイゼンで何を達成したいのか ②どうやってカイゼンの効果を見るのか ③そのカイゼンによってどんな変化を生み出すことができるのか を踏まえて取り組み、そしてPDCAサイクルをまわしていくこと、プロセスと継続の大切さを学ぶことができました。

●アンケート結果
内容の活用については、とても役に立つ、役に立つが98.2%を占めており、「部署でもカイゼンシートを作ってみようと思った」、「病棟でスタッフと共有し実践していきたい」などの意見がありました。
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グループワーク「継続的カイゼン活動」

午後からは、『継続的カイゼン活動』のテーマでグループワークを行いました。
参加者は医療安全管理者対象61名の11グループでした。各グループごとに、取り組むテーマをあげて、ワールドカフェスタイルでそれぞれのグループが、3ヶ所10分づつグループを回り、模造紙を使ったプレゼンを受けて、質問や意見交換が行われました。

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●各グループの発表テーマ
1G:レベル0~2の報告件数の増加
2G:4点柵の廃止導入に向けての取り組み
3G:インシデント報告件数の増加
4G:スタッフ全員がルールを守って与薬できる
5G:報告書を書こう(今回は医局)
6G:活用できる服薬マニュアル作成
7G:危険予知能力を高める
8G:5Sを使った安全な与薬
9G:介助器具の安全な運用
10G:リスクマネジャーの研修参加率を上げる
11G:KYTの共有ができる

どのプレゼンも、各施設でも共有できる内容で、活発な意見交換ができ充実した研修となりました。

●アンケート結果
グループワークにおいての、目標達成度は、「十分達成できた」「達成できた」が86%で、「他の施設の方と意見交換ができてよかった」、「各施設の事情が聞けてよかった」などの意見があり、グループワークの効果が伺われました。

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次回は平成29年2月に「第12回リスクマネジャースキルアップ研修会」を開催いたします。
開催日 平成29年2月4日(土)
講師  東京海上日動メディカルサービス株式会社
メディカルリスクマネジメント室 山内 桂子先生
テーマ 『医療安全のためのノンテクニカルスキル』
~安心して働ける職場づくり、人づくり
応募締切 12月15日(木)

詳しくはこちらをご覧ください

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