災害支援ナース

リーフレット「令和6年4月から災害支援ナースの仕組みが変わります!」

令和5年度までの災害支援ナースの活動

災害支援ナースが派遣される主な災害
  • 地震

  • 台風・洪水

  • 津波

  • 土砂災害

災害支援ナースの主な活動場所
  • 医療機関

  • 社会福祉施設

  • 避難所・福祉避難所

災害支援ナースの役割
  • 被災した看護職の心身の負担を軽減し支えるように努めます。
  • 災害支援ナースは、被災者が健康レベルを維持できるように適切な医療・看護を提供します。
主な活動内容

被災された方々が、健康レベルを維持できるよう、被災地の環境に応じ適切な看護を提供します。感染症予防のための環境調整をはじめ、避難生活による生活不活発病を予防するために生活環境を整えます。また、被災した看護職の心身の負担を軽減できるよう努めるとともに、他職種職員と連携し、保健・医療・福祉の視点で被災地の支援を行います。

活動レポート

災害支援ナースの声

K.Y 40代女性

看護の基本を考えることの重要性を再認識

朝倉市の避難所に行き、感染予防のための環境を整えたり、被災者の方の話を聴き、心のケアに努めたりしました。「被災者のこころと生活を支える」には看護の基本(ナイチンゲール・ヘンダーソン)を考えることの重要性を再認識し、病院経験だけでは学べない機会となりました。

T.S 40代女性

多くの気付きや学びを得られ貴重な経験に

日常の看護業務とは違った環境下での支援活動に戸惑うこともありましたが、一緒に行った支援ナースと協力して活動しました。3泊4日という短期間ながら、多くの気づきや学びを得ることができ、貴重な経験になりました。

K.K 30代男性

自身の経験や知識を活かし被災者を支援

2017年の九州北部豪雨で災害派遣を経験しました。災害支援ナースとしていつもの環境とは違い、限られた資源の中の援助で戸惑いもありましたが、自身の経験や知識を役立て、被災者を支援することができました。

これまでの災害支援ナース派遣の仕組み

大規模自然災害発生時には、災害の規模などに応じて「レベル1・2・3」に区分し、災害レベルごとに定められた方法で、日本看護協会または災害が発生した都道府県看護協会が災害支援ナースの派遣調整を行います。

災害時支援の対応区分
災害対応区分 災害支援ナースを派遣する看護協会 派遣調整

レベル1(単独支援対応)

被災県看護協会のみで看護支援活動が可能な場合
被災県看護協会が災害支援ナースを派遣する 被災県看護協会

レベル2(近隣支援対応)

被災県看護協会のみでは困難または不十分であり、近隣県看護協会からの支援が必要な場合
被災県看護協会および近隣県看護協会が災害支援ナースを派遣する 日本看護協会

レベル3(広域支援対応)

被災県看護協会および近隣県看護協会のみでは困難または不十分であり、活動の長期化が見込まれる場合
全国の都道府県看護協会が災害支援ナースを派遣する

お問い合わせ・
ご連絡先

福岡県看護協会 事業部事業課 災害看護担当
〒812-0054 
福岡市東区馬出4-10-1 ナースプラザ福岡

0570-200-605(ナビダイヤル)
(平日9:00~17:00)