2021/06/25その他研修

155名が参加!「新型コロナワクチン接種実技講習会」

看護職能団体として、ワクチン接種に従事する潜在看護職等を支援しようと、常勤役員が中心となって急ピッチで講習会を組み立て、6月4日よりスタートした「新型コロナワクチン接種実技講習会」。
最終の8回目を、6月24日に無事終えることとなりました。

行政や関係団体にも協力をいただきながら、協会職員全体で取り組みました。取り組み開始から講習会終了まで、約2か月を懸命に駆け抜けたという感じです。ご理解とご協力を賜りました関係各位には、心よりお礼申し上げます。
 

全参加者は、155名

新型コロナワクチン接種に従事するために、幅広い年齢層の方が本講習会に参加されました。
看護職は、保健師・助産師・看護師・准看護師と免許の種類で4つにわかれていますが、主に参加した方は看護師80%、次いで保健師9%、准看護師8%、助産師3%でした。

開催2回目の回では、TNCで毎週土曜日に放送されている福岡NEWSファイル「CUBE」の取材も受け、6月12日に講習会の様子が放送されました。
参加者からの質問内容は、回を重ねるごとに少しずつ変化し、最初は分注や穿刺の仕方が中心でしたが、徐々に接種会場での役割に応じた対応方法等にも及ぶようになりました。それに伴って、講師から語られる内容も幅広くなり、声掛けのタイミングや話し方、感染対策・医療安全上の注意点などがより具体化されて伝えられました。

参加者の声(アンケート回収率:97%)

参加者の皆様には、講習会終了後にアンケートをお願いいたしました。
研修内容の理解度は高く、またワクチン接種業務に活用いただけそうだとわかり、主催としても安堵しているところです。また、ワクチン接種業務への意欲にプラスの変化があった方が殆どであり、不安の解消に寄与できたのではないかと考えています。




一部、参加者の声をご紹介いたします。
  • 大変勉強になった。メンバーの方の助言や指導者の方の丁寧な指導で技術を再確認できた
  • 以前筋肉注射をしていたのですぐできるだろうという気持ちもあったが、やってみると細かい手順を間違えてしまった。ここで研修を受けてよかったと思う。
  • 薬液の吸引のコツや注意事項を教えてもらい、わかりやすくとても良かった。肩峰の具体的な場所が再確認できた。
  • 実技でとても丁寧に教えてもらい、自信が持てた。感染対策面で先生から知り得た学びもあり、勉強になった。
  • 頭ではわかっていたものの、以前身についた手技が思わず蘇り驚いた。
  • ワクチン液をシリンジに吸いづらいのがよくわかった。実際にやれてよかった。
他にも、手元資料として手技等の資料が欲しかったといったご意見も頂戴いたしました。
 

ワクチン接種業務への求人・求職状況は。

 

この各回のプログラムの最後には、福岡県ナースセンターの就労相談支援員より、ワクチン接種業務を始めとした新型コロナ対応業務の求人・求職状況の紹介をさせていただきました。
回を重ねるたびに登録してくださる看護職が増え、また求人も少しずつ増えてきました。直近では、求人が出されるとすぐに募集人数が埋まってしまう状況です。

ワクチン接種業務に従事したい看護職の方。
まず福岡県ナースセンターにご相談いただき、「eナースセンター(職業紹介サイト)」にご登録ください!求人情報を随時メールで発信しております。

ワクチン接種業務に従事する看護職を募集される行政・企業様。
ぜひ福岡県ナースセンターにお電話ください。専属の就労相談支援員が看護職の確保を丁寧に支援させていただきます。費用のご負担は一切ございません!
一覧へ戻る