2016/06/01ふれあい看護体験

ふれあい看護体験発表~私の看護観~atエルガーラホール

平成28年度「看護の日のつどい」~看護の心をみんなの心に~を開催しました。午後からはエルガーラホールにて、看護職員知事表彰、ふれあい看護体験発表、金澤 泰子 氏による特別講演がありました。
  • 会場の様子
  • 花岡夏子会長

  • 授与の様子

ふれあい看護体験発表~私の看護観~

 現在、それぞれ看護師、助産師として活躍されているお二人に、学生のときに参加した「ふれあい看護体験」について発表いただきました。
  • 長畑さん

  • 会場の様子

長畑さんは、高校3年生の時にふれあい看護体験に参加されました。
担当看護師とともに清潔ケアを行う中で、常に声掛けをし、患者の気持ちを考えて接する優しい看護師の姿に憧れをいだきました。実際に患者さんと接する看護師の姿を見られたこと、看護業務だけでなく看護師の表情や声掛けの仕方、目線を知ることができたことが、ふれあい看護体験の良さであると述べられていました。
現在、看護師として3年目となる長畑さんは、自身が行った看護ケアに対する患者の反応を見ると心から嬉しくなると、看護師の仕事にやりがいを感じているとのことでした。
  • 会場の様子

  • 高丸さん

高丸さんは、中学2年生のときにふれあい看護体験に参加されました。
小学生の頃から赤ちゃんと接する仕事がしたいと考えていた高丸さんは、ふれあい看護体験を通して、出産を迎える妊婦の汗を拭き、腰をさすり、呼吸を合わせて、絶えず妊婦に寄り添い、出産というビッグイベントを一緒に乗り越えようとする助産師の姿に強い魅力を感じました。
現在、助産師として1年が経過した高丸さんは、初めて助産師としてお産を援助したときの感動を鮮明に覚えているとのことです。小さな命から感じられる確かな重みとあたたかさに触れたとき、心が震え、「産まれてきてくれてありがとう」「産んでくれてありがとう」と感じたそうです。


お二人とも学生のときのふれあい看護体験が現在の看護職としてのご活躍に繋がっており、是非多くの学生にふれあい看護体験に参加してもらいたいと話されていました。

(広報出版委員 成松)

 
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