2022/12/07保健師職能委員会通信「つぶやき宝箱」

健康なまちづくりを目指して~保健師職能委員会企画交流会を開催しました!

 健康なまちづくりを目指して、保健師が集い講演を通して学び語り合う「保健師職能委員会企画交流会」を、11月12日(土)に、ナースプラザ福岡で開催しました。
 講師には、アサヒグループジャパン株式会社健康支援センターで、保健師としてご活躍中の住德松子先生をお招きしました。
 今回のテーマは、「企業の健康づくり戦略からみる、健康なまちづくり戦略」です。

 当日は感染対策を行い、講師と会場をオンラインでつないで開催しました。会場には、少数ながら、産業保健師、学生、教員、行政の保健師と様々な立場の保健師が集いました。

 住德先生のお話をお聞きして、”いかに法制化の動きをとらえ”、”事業のニーズをとらえ”、”タイミングよく戦略的に働きかけるか”、そして”協力者を見つけられるか”が、重要であることを痛感しました。また、「やりたいことを見つける」「新しいものへ挑戦する」「サイエンスをアートに変える」「長いスパンで判断する」「創造する」「やりたいことをみつける」など、実践を踏まえた先生のお話に聞き入ってしまいました。住德先生の意欲、発想力、企画力、事業を展開していく力等に、参加者一様に脱帽しました。
 最後に、『ヘルスニーズを解決するには、日々研鑽しながらスキルアップを目指すべきである』とまとめられました。先生のお話は、産業保健だけでなく、地域での活動に繋がるものでした。
 
  • 講演の様子

  • 交流会の様子

 今回の参加者には、長崎の企業で働いている保健師もいらっしゃいました。
  • 産業保健師として働いて1年目で、何かヒントがないかと思い参加しました。参加してよかった。
 講演後の交流会では、画面越しではありましたが、先生と直接お話ができ、充実した時間を過ごすことができました。

 次回、もっと多くの人に参加いただけるような研修会・交流会を企画していきたいと思っています。皆さまからのご意見、ご要望をお待ちしています。
 この交流会の詳細は、令和4年度職能だより(令和5年春発行予定)でもご報告いたします!
(保健師職能委員会)
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