2023/07/13医療安全推進委員会活動

リスクマネージャー研修を開催しました。 

  7月1日(土)に福岡県看護協会 医療安全推進委員会企画研修として、                                                              
『医療現場における医療事故紛争と記録 ~医療従事者は何をすべきか~』というテーマで、
参議院議員の友納理緒先生を講師にお迎えしました。
  リスクマネージャー対象の研修で、定員を超えるお申込みをいただき、84名の方々が受講されました。             
  友納先生には看護師及び弁護士という立場から実際の裁判事例により、看護記録の重要性、
記載時の注意事項について、 法律に基づいて非常に詳しく分かりやすい講義をしていただきました。
参加者のアンケートからも、下図のように理解度・満足度・役立ち度の項目において、高評価の回答をいただきました。

 

  ここで、受講者からのアンケート自由筆記(一部抜粋)をご紹介させていただきます。 
  ・看護師を行っていく上で、必ず事故とは他人事ではなく自分の身にも関わる可能性があること、
   
その上で看護記録の重要性や大切さを実感することができました。
  ・大変身近な内容で、実践での改善点を受講しながら感じることができました。
  ・弁護士、看護師という先生の視点から、より適切な記録について学ぶことができました。

  本研修を企画・運営をしている医療安全推進委員会からの感想を記載させていただきます。
  ・医療事故発生時の看護職の法的責任や看護記録が裁判においてとても重視されていることがわかりました。
  ・看護業務の一つである看護記録の改善の必要性を痛感しました。
  ・多くの裁判事例から看護記録のどこが問題なのかポイントがわかりました。
  ・日ごろの業務を行う中で、実施しているのに記録がないということが多々あります。看護師の視点でのお話しは大変わかりやすく、
   現場にいかせる内容でした。


  7月1日は、福岡県内に大雨警報が発令され、交通遮断等で残念ながら受講できなかった方々もおられました。
 今回、友納先生のご厚意により、受講を予定されていた方々へ、9月30日(土)に研修録画のアーカイブ配信(Zoomにてリアルタイムで配信)することが決定しました。
多くの看護職の皆さまにアーカイブ配信をぜひご視聴いただき、現場に活かしていただきたいと思います。

案内チラシはこちら

 
公益社団法人福岡県看護協会
医療安全推進委員会/事務局
本レポートの問い合わせ先
                                                                    092-631-1170
平日9時00分~17時00分

 

 
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