2023/08/31政策・要望等

【会長のつぶやき】「令和6年度福岡県予算・政策に関する要望書」を提出しました!

 令和5年8月25日に、福岡県庁保健医療介護部長室において、白石保健医療介護部長に要望書を手渡し、内容を説明後、回答をいただきました。
 看護協会からの予算・要望は、次のとおりです。

令和6年度 福岡県予算・政策に関する要望書
1 看護職員の確保・定着と人材育成

(1)看護職員の確保・定着
  1. 看護職員確保に係る実態調査(採用者数、退職者数、離職率等の施設調査)の計画的な実施及び需給状況の評価
  2. 看護師等養成所(大学及び専門学校)卒業後の就職状況(県内就職状況を含む。)に関する実態調査の実施及び具体的な看護職員確保策に関する検討
  3. 離職防止対策、特に新卒看護師への支援体制の強化
  4. より効果的に潜在看護職員の復職支援を行うための実施体制の強化
  5. セカンドキャリア・プラチナナースの活用に関する支援策の検討
  6. 在宅・介護分野における看護職員不足の実態の把握及び対策の実施
  7. 看護補助者確保事業の強化
(2)看護職員の人材育成
  1. 「地域保健対策の推進に関する基本的な指針」の改正を受けた保健師への健康危機管理教育の推進
  2. 助産師の実践力強化としての助産師活用推進事業の推進
  3. 市町村の設置する「こども家庭センター」が実施する妊産婦支援における助産師の活用
  4. 看護管理者の育成事業(看護管理者交流会の開催など)への財政支援
  5. 特定行為研修受講に係る支援及び特定行為修了者活用促進事業の展開
  6. 准看護師の進学支援の強化
2 看護師等養成所(看護専門学校)への支援
  1. 専任教員離職状況調査の実施及び離職防止策の検討
  2. 専任教員養成講習会への参加支援
  3. 専任教員の負担軽減及び教育の質向上のための教育教材整備への支援

 当協会では、「新型コロナの影響による看護職の離職率の上昇及び生産年齢の急減に伴う看護職員確保と質の向上は、福岡県の保健医療福祉の安定を図る上で最優先課題であり、基礎教育を担う看護師等養成所、特に看護専門学校への支援も重要な課題である」と認識しています。
会長 大和 日美子
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