2023/12/01保健師職能委員会通信「つぶやき宝箱」

委員会ってどんな活動をしているの?~保健師職能委員会編~

はじめに

 つぶやき宝箱への久しぶりの投稿になります。今回は、保健師職能委員会(以下「委員会」といいます。)の活動を紹介します。
 委員会は、9名の委員で活動しています。県保健所、政令市、中核市、市町村、企業、健診機関、看護大学と、委員の勤務先は様々です。委員の任期は、1期2年で、3期まで再任できます。 
 

毎月1回、委員会を開催しています。

 委員会では、研修会の企画や、保健師の人材育成、現場の課題について、協議や情報交換をしています。また、調査研究も行っています。短い時間ですが、非常に貴重で楽しい時間です。
 調査研究では、昨年度、保健所保健師さんの協力を得て行った「新型コロナウイルス対策の困難さに関するアンケート」調査の結果について、現在、取りまとめを行っています。

 

11月の委員会では、報告とディスカッションをしました。

 11月の委員会では、10月21日に沖縄で開催された日本看護協会地区別保健師職能委員長会議の報告をしました。
この会議は、年に1回、九州地区の委員長が集まり、様々な意見交換ができる貴重な機会です。この会議の内容の一部を紹介します。

①「看護協会の組織強化のために、年々会員が減っている現状をどうすれば改善できるのか」について、情報交換をしました。
 各県では、職能だよりで活動の紹介をしたり、様々な機会を活用して入会促進の働きかけを行っていました。職能団体の存在意義をもっとアピールすることが重要だと感じました。

②「これからの地域保健活動推進に必要な保健師の活動とは~保健師の活動指針の改正に向けて~」について、意見交換をしました。
 10年ぶりの指針の改正は、保健師にとって非常に重要なものです。だからこそ、指針に反映すべきことは何か。その中で、「地区担当制」とは何か、業務分担が進められてきた中でどうすればできるのか等、熱心に意見交換がなされました。保健師として地域を見る目を育てることの重要性を再認識し、なぜ、地区分担制なのかを示す必要性を確認しました。

 そして、この報告を受けて、委員会でディスカッションをしました。
 

委員会では、研修会や交流会も開催しています。

 今年は、8月にIHEAT研修、9月に新任期の交流会、11月には助産師職能委員会と合同で「母子とその家族のための地域包括ケア研修」を開催しました。活動報告は、来年5月末頃発行される職能委員会だよりで紹介します。
  • 8月5日開催 IHEAT研修の様子

  • 9月23日開催 新任期保健師交流会の様子
     

おわりに

 来年度の活動や研修会については、現在検討中です。取り組んでほしいことや研修会の内容に関する希望、組織強化のためのアイデア等、ぜひ皆さんのご意見をお聞かせください。
 
(保健師職能委員会)
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