2016/04/26災害支援

災害支援ナース(第1陣)が無事帰還しました

熊本地震における「災害支援ナース」の派遣について、各施設のご協力に感謝いたします。

4月23日(土)19~20時、第1陣が宇土市・阿蘇市より無事に帰還しました。

各避難所での活動報告から

女性の更衣や授乳できる場所がなかったため、救護室を活用して場所を確保した。
感染予防の視点でまずトイレ掃除から始め、市保健師と協力しノロウイルス対策を市職員や自衛隊職員、避難者に説明して回った。その避難所ではノロウイルス感染の発症は無かった。
24時間夜も見守る支援ナースがいることに「安心できる。」「良かった。」と言っていただいた。
下痢や発熱の子どものケアを行った。
21日に避難所が断水となり、トイレの排水ができなくなった。その後ノロウイルスの感染が発症した。
手洗い指導を徹底して行い、消毒や隔離部屋を作って感染拡大を防ぐよう努めた。
単身高齢者が多く今後についての不安が強かったが、被災者同士が励ましあっておられた。

災害支援ナースの皆さまには厳しい生活環境の中、被災者の健康と安全を守るため、感染対策や不安を抱えた被災者への心のケアなど、熱心に活動いただきました。
 

引き続き、第3陣として、4月26日(火)~29日(金)に8名派遣いたしました。
皆さまのご協力に感謝申し上げます。

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