2025/11/28研修report

令和7年度プラチナナース研修「今から考えるセカンドキャリア」を開催しました!

 福岡県看護協会 社会経済福祉委員会では、55歳以上の看護職の実態を把握するため、令和7年2月~4月に福岡県内の病院を対象に「病院で働くプラチナナースの雇用と活用の実態調査」を行いました。
 今回、実態調査結果やプラチナナースとして活躍している看護職の現状を情報提供することで、プラチナナースが自身のキャリアを活かし、自らの健康状態や社会経済的ニーズに応じた多様な働き方について考える機会となるよう、プラチナナース研修 「今から考えるセカンドキャリア」を令和7年11月22日に開催いたし、76名の方に受講いただきました。
 

研修の様子

  • セカンドライフを豊かにするには
    ~健康、経済、生きがい~

    内野裕太社会保険労務士事務所
    社会保険労務士 内野 裕太氏

  • 病院で働くプラチナナースの雇用と活用の
    実態調査結果について

    社会経済福祉委員会 山本 麻衣子氏

プラチナナースの現状について 左より
◇「気になる」を力にチャレンジ~早期退職後のダブルワーク~
  保育支援看護師 訪問看護師 田中 久美子氏 
◇看護管理者の立場からプラチナナースの活躍紹介
  社会福祉法人小倉新栄会 新栄会病院 吉富 千穂氏  
◇看護補助業務を担うe-Nurseとして活躍するプラチナナース
  株式会社麻生 飯塚病院 中島 コズヱ氏 

 

グループワーク 「今回の研修を受講して自身のセカンドキャリアを考える」
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 「これまでのキャリアで自身が誇りに思う事」、「これからも活かしたい力」などの振り返りや「もしこれからの働き方に新しい選択肢を加えるとしたら?」「 臨床、教育、地域などどこで活躍したい?」などの未来への展望、「明日からできる小さな一歩」をテーマにグループワークを行いました。
 活気あるグループワークとなり、「臨床が得意、後輩育成が得意などの自分の強みを活かして働きたい。」「健康に気を付けながら、楽しんで働いていきたい。」「60歳で看護師になった方もいる。年齢関係なく、チャレンジしていきたい。」などの意見が共有されました。
 

参加者の感想

・退職後の年金、保険などの知識を知ることができ、参考になりました。いろいろな取り組みを知ることができ良かったです。グループワークでも元気がもらえました。
・社会情勢や実態調査から現状を知ることができた。グループワークで他の方の思いを知ることができ、貴重な経験になりました。健康で頑張っていきたいとおもいます。
・セカンドライフを考えて、これからの行動を見直すきっかけになった。アクションを起こしていく事が大切である事に、改めて気付いた。
・ 長年看護の仕事に携わってきた中で、これから自分がどのような働き方をしていきたいのか、初めて立ち止まって考える機会になりました。セカンドキャリアではこれまでの経験を活かし頑張っていきまいと思います。
・50代となりあらためて今後のこと、セカンドキャリアを考えるよいきっかけとなった。プラチナナース制度がより充実されることを願います。また日常 無理なく趣味等も充実させリフレッシュしながら、明日からもまた一歩ずつ歩んで行きたいと思った。
 

研修を終えて

 セカンドキャリアは一人で悩むものではなく、仲間や組織とともに築いていけるものだと思います。今回の研修が、皆さまのこれからを考えるヒントになれば嬉しく思います。
 今後もプラチナナース研修の企画を検討しておりますので、協会ホームページをご確認ください。

 
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