2015/11/18災害支援

日本看護協会と都道府県看護協会による「災害支援ナース派遣調整合同訓練」災害看護委員会活動

11月10日(火)~12日(木)の3日間、「北海道釧路・十勝沖を震源とするマグニチュード8.3の地震が発生し、釧路市及び十勝地方沿岸地域で津波による深刻な被害が及んでいる」という想定で訓練を行いました。

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災害看護支援マニュアルに基づき、花岡会長の指示のもと災害対策本部を立ち上げ、訓練協力を依頼した災害支援ナースが所属する5施設(佐田病院、産業医科大学病院、済生会八幡総合病院、飯塚市立病院、久留米大学病院)との派遣調整訓練を行いました。
派遣調整訓練では、災害医療の原則に沿って本部機能を充分発揮できるように、事前準備を行っていくことが課題であると明らかになりました。
 

●八女地区総合防災訓練に参加
10月4日(日)、八女市春の山公園にて2年に一度開催されている八女地区総合防災訓練に、災害看護委員2名と筑後2地区の災害支援ナース3名の計5名で初めて参加しました。

避難者介護や応急処置訓練として、設置された救護所で八女筑後医師会、看護学生と協働し、負傷者20名のトリアージ、血圧測定、記録を行いました。
地域の災害訓練に参加する機会を生かし、自治体や地域の皆様にも“災害支援ナース”の役割や活動をPR!!
 

●第17回日本災害看護学会で発表
8月8日(土)・9日(日)、仙台国際センターにて「日本災害看護学会」が開催され、平成26年度災害支援ナースのフォローアップ研修の成果を発表しました。

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具体的な研修内容や方法、支援ナース養成のための指導者の育成などについて質問を頂きました。
毎年の研修で得られた知見をまとめ学会発表を行うことで、幅広い意見交換の場を持つことが出来ています。
 

●災害支援ナース養成研修(実務編)
10月28日(水)、11月25日(水)に開催した災害支援ナース養成研修(実務編)では、定員120名を大幅に上回る、2回合計で141名の応募があり、支援ナース登録への関心が高く現れていました。

災害発生から派遣、現地での活動、帰院までの実際の派遣活動を想定し、(基礎編)の知識を踏まえた上でシミュレーションを行いました。
災害時に状況に合わせた柔軟な思考でプロフェッショナルボランティアとして支援活動を行えるよう、疑似体験をできるような展開を行っています。
 

災害支援ナース養成研修(基礎編・実務編)やフォローアップ研修などたくさんの応募をいただき、会員の皆さんの関心の高さに委員会としても良い刺激を受けています!
 

来年度以降も災害支援ナースの技能維持とスキルアップを目指し、看護実践能力のある支援ナース育成のための研修を企画していきます!
 

(災害看護委員会)

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